西国二十三番札所 応頂山 勝尾寺

当山は大阪平野の真北にそびえ数千年の昔より山自体の持つ霊力によって無類の聖地として崇拝されてきた。 奈良末期神亀4年(727)善仲・善算両上人が山中に草庵を構え、光仁帝皇子開成(桓武帝異母兄)が、両上人を師として仏界を求め、 天平神護元年(765)弥勒寺を開創。『妙観』という観音化身の比丘が白檀香木をもって、十一面千手観音菩薩を彫刻、本尊となす。 第六代座主行巡上人は、清和帝の玉体安穏を祈って効験を示した事より、王に勝寺『勝王寺』の寺名を賜う。弥勒寺側は王を尾の字に控え、依頼『勝尾寺』と号す。

大阪府箕面市勝尾寺
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二階堂

第四代座主証如上人によって建立されたお堂で、その縁によって鎌倉期に法然上人も四年間止住され念仏三昧に入られた。 この時善導大師の夢のお告げにより、法然上人は浄土宗本基の戒を授けられた。その時の両祖対面の尊影を映した壁板が二階堂のご本尊となっている。