西国六番札所 壷阪山 南法華寺 壷阪寺

大宝三年(703年)弁基上人によって開かれた霊山で、正式には「壷阪山南法華寺」と言います。 十一面千手観音観音様をご本尊として祀る観音信仰の一大道場で、西国霊場の第六番札所です。 古来から眼病に霊験あらたかな寺として信仰され、説話「壷阪霊験記」におけるお里・沢市の話はあまりにも有名です。 また日印合同でさまざまな浄業を行っており、境内にはインドで製作された大観音石像(全高110m)や仏伝図石像レリーフ(全長五0m)大涅槃石像(全長八m) などの大石造美術が安置されています。壷阪寺は、昔から目の不自由な人々にとっての聖地として厚い信仰と深い願いがこめられ、全国各地から訪れる人が絶えません。

奈良県高市郡鷹取町壷阪3
地図参照ください

壷阪寺仁王門

建歴二年 西暦1212年建立貞慶解脱上人が建立に係ったと伝わっている.室町期と安土桃山期に大修理を加え、 昭和期には解体修理を行ったが平成十年の台風により屋根が半壊したので 開創千三百年を期して、防災上の見地から 建立場所を当地に移し、再度解体修理を行った仁王尊は各一丈一尺の大きさであり、背後からの釣金の助けなくたたれている 壷阪寺パンフレットより