西国八番札所 豊山 長谷寺

長谷寺は、朱鳥元年(686年)天武天皇のお願いにより道明上人によって創建され、それより約50年後 徳道上人が聖武天皇の勅願をうけ  十一面観世音菩薩造立し 大伽藍を建立してお祀りになりました。ご本尊は御身丈3丈3尺(10メートル余)右手に釈錫杖を持ち大磐石の上に立つお姿で霊験あらたかなことはつとに有名であり  古典文学の代表である源氏物語や枕草子などにも「初瀬詣」として語られています。また長谷観音信仰は全国に広まり  ご分身を奉祀すう寺院は 鎌倉の長谷寺など百数十ヶ所を数えます。観音の慈悲 伽藍の荘厳 加えて春の桜 初夏の牡丹など  四季おりおりの美しさはいずれも天下の景勝地にふさわしく 万葉の昔から 「隠国の初瀬」として歌枕の地にもなりました。 さらに西国三十三所観音霊場の第八番札所であり また末寺三千余 檀信徒二百万を有する真言宗豊山派の総本山であります

奈良県桜井市初瀬731-1
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桜の長谷寺

  
  • 本堂 仁王門
  • 本堂 登廊
  • 本堂
  • 登廊 本坊
  • 五重塔
  • 五重塔
  • 本坊
  • 本坊庭園

牡丹の長谷寺

  • 本坊から本堂
  • 本坊庭園
  • 登廊
  • 本坊

紅葉の長谷寺

  • 開山堂
  • 本堂

番外 豊山 法起院

番外 豊山 法起院

開祖徳道上人、天平七年建立。播磨の国に生まれた上人は二十歳初瀬の道明上人について、佛道を研修しやがて道明上人と共に長谷寺の開祖となる。 長谷寺の参道にあるが、上人が晩年隠棲したのが寺のはじまりで、長谷寺の塔頭であり開山寺である。